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[コメント] END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー(2004/米)

ラモーンズの「頭のよさ」を伝えることにはそれなりに成功している。
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ラモーンズは実は非常に頭のよいバンドで、それは彼らのアルバムを虚心に聴けば明らかなことなのだが、その頭のよさは知的な人物が多いというイメージが強いニューヨーク・パンク(〜ノー・ウェーブ)のシーンにおいても群を抜いていたし、ロック・ミュージックという広大な世界においてもミック・ジャガージョン・ライドンに次ぐほどだと私は思っている(ジャガーとライドンの頭のよさは別格です)。

別にラモーンズの頭のよさを喧伝することを目的にした映画ではないのだろうが、ラモーンズとはいかなるバンドであったのかをそれなりに真摯に追いかけたこの映画が、結果としてそのことを浮き彫りにしたのは当然のことだったとも云えるだろう。

(評価:★3)

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