[コメント] キートンとファッティのグッドナイト・ナース(1918/米)
前半の豪雨シーンにみるコントアイデアが一興のSO-SOサイレントコメディ
デブ君のまたしてもこれといった芸のないドタバタコメディであるが、豪雨シーンでの風に吹き飛ばされる人間の件は、バカバカしいアイデアでなかなかに馬鹿馬鹿しくコメディ。しかし、デブという恵まれたキャラクターも、もっと自虐的に描いていればいっそうに面白くなるであろう素材であると思うのだが、監督アーバックルのどこか嫌らしい色目が感じられていかんせんブレイクしないのは穿って見過ぎだろうか。このままの作風では廃る頃合いも一寸先といった見越しにある。
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