[コメント] ただ、君を愛してる(2006/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
手紙のくだりは以下の話が元ネタだろうか。この話の元ネタは調べてもわからなかったが。
アメリカのある州に、一組の夫婦がいた。 妻は重い病気に侵され、あと1年の命と宣告を受けていた。 嘆く夫に対して、妻は一つのことを考えて、行動に移した。
そして妻は、夏のある日に、ついに亡くなった。嘆き悲しむ夫。 そんな夫の元に、一通の手紙が届いた。夫はそれを開いて驚く。 それは、死んだはずの妻からの手紙だった。 日付は、1年前の今日。 そしてあくる日も、あくる日も。ちょうど一年前に書いた手紙が、毎日 夫に届けられた。 そう、妻は、自分が死んだ後も夫が寂しくないようにと、 毎日手紙を書き、郵便局にちょうど1年後に届くようにと頼んでおいたのだ。
そして…。 最初の手紙が届いてから、ちょうど1年後…妻からの最後の手紙が届いた。 そう、それは妻が命日に書き残した手紙。 そこには、たった一言だけ、こう書いてあった。 「ありがとう」
なかなか心を打たれる話だが、1年後に手紙を届けてくれる親切な(ヒマな)郵便局なんてあるわけないので、これはおそらく作り話であろう。
この映画ではみゆきに手紙を送ってくれるよう頼む設定に変えたという感じだろうか。これはこれでよいアレンジ。
写真のプロットは『八月のクリスマス』の露骨なパクリ。見た人は「なーんだ」としか思わないだろうな。
そんなことばかり考えてたから全然感動できんかった。
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