原因は脚本と演技だろうか。どうも人物設定が嘘っぽく、全てが作られた「構築」された世界のような気がして、イマイチ物語に入り込めず。同時に鑑賞した『虹の女神』は日常を上手に切り取ることに成功しており、台詞にも多いに共感したし、役者の自然体な演技にも感銘を受けた。本作では台詞が「作られていた」し、主演の玉木宏の台詞回しが、みょ〜に気になった。全体として「演技してます！」という印象が強い。

愛を、自分の気持ちを相手に素直に伝える事は本当に勇気のいることで、告白して振られたらちょっと恥ずかしいし、凹んでしまう。でもでも、「好き」って素直に相手に伝える事って、大事なんだなって改めて思った。