[コメント] 霧笛(1933/仏=スイス)
初歩的な仏語と独語の聞き分けさえ出来れば、殆ど字幕を追う必要もないほどの、チカラ強い映像、描写の数珠繋ぎ。ソヴィエト・サイレントを思わせる、実に無駄のない秀作である。愛犬の死から始まる復讐の連鎖、その悲劇を描いて、結末はやや甘口だが、ラストショットへの活動性には目を見張るものがある。
(町田)
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