[コメント] ラスト・ワルツ(1978/米)
この映画、演奏はとてもいいのだが、ロビーのギターは後からオーバーダブしているとか、シラケる逸話が多過ぎた。ニール・ヤングが鼻の下につけていたコカインの塊はフィルムからは抹消された、という噂話がとても有名だが結局の処本当なのだろうか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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有体に云えばロビーと他のメンバーが喧嘩して解散した訳で、この解散映画もロビー主導で他のメンバーは乗り気薄。この雰囲気はインタヴュー(女はどうしたみたいな話)でギコチなく記録されている。歌えないロビーの前のマイクは電源が入っていないとか、ニール・ダイヤモンドみたいなイモがロビーの差し金で登場するのが貧しいとか、色々云われる。
素晴らしいのはスタジオ録音のエミルー・ハリスで、ワンコーラスだけだが全部持っていく。ステージではマディ・ウォーターズで、演奏後のリヴォン・ヘルムとのタッチがアツい。クラプトンはストラップを逆にかけて外してしまう。突然振られたリチャード・マニュエルは「アイ・シャル・ビー・リリースト」を裏声で唄うのを忘れてしまっているが、ディランとの歌合戦につきこの方が良かったと思う。
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