[コメント] 武士の一分(2006/日)
つきあいで見た作品だけど『たそがれ清兵衛』よりは良かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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相方がキムタク好きなのでつきあいで鑑賞。わたしの年代が中高生だった頃はたのきんトリオ(私より5歳ぐらい若い女性だと「で、”の”って誰?」が定番だったが、今は「何それ???」とか言われて終わりなんだろうなぁ。。。)を始まりとするジャニーズ全盛で、デートと言えば映画の時代、よく相手の女の子に合わせてジャニーズ映画を見に行った。今回映画館に向かう途中、なんかそんな事を思い出した。
前半1時間、退屈。。。 どんな話なのかと言うか、時代劇と言う事も知らなかったので冒頭の「毒味役」のテロップで「なんか地味な映画だなぁ。。。」と不安になり、監督が山田洋次とわかって「本当は真田広之が演じるところを大人の事情でキムタクが主演になったんだろうなぁ。」と世の中の裏側の仕組みを考える。
そして毒味役の仕事で視力を失うと言う意外な展開。『たそがれ清兵衛』の時も闘いのシーンは暗くてよくわからず不満だったけど、この作品もアッサリし過ぎ。まあ真剣の闘いは演出してもこんなもんなんだろうけど、もう少し手に汗握る展開にして欲しかったと思う。最後にハッピーエンドになるのは裏切られて良かった。地味に使用人(?)と仲良く暮らして終わりと思ったから。
ジブリの声をやったり、今回の様な意外な作品に出たりと彼が築き上げた見えざる力でいろんな仕事をゲットしてるけど、まあそれなりに結果を残してるんではないかと。ただ俺には山田洋次時代劇は合わない。
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