原作をかなり忠実に、そして原作にプラスした映画なのではないかと思いました。

序盤はシロの声の聞き取りづらさが気になりましたが、次第に声優が慣れたのかこちらが慣れたのか気にならなくなります。 木村の声もこもってて聞き取りづらいです。 主要人物の声はちゃんと声優さんを使ってほしい、というのがやはり本音です。 クロ役の二ノ宮くんは意外にもピッタリはまっていてビックリしました。

とにかく動く！ 気持ちいいくらいに動くアニメに感動しました。 そしてあの混沌とした街並みをあの色使いで表現されてることにも感動。

クロとシロの別れのシーンでは原作同様に涙せずにはいられませんでした。

ただ、２人が離れ離れになってからの展開が遅くダルく感じられました。 イタチのシーンもかなりカッコよいのですがわかりづらいというかダルいというか‥。

「クロにないネジ、シロが持ってる」というセリフはシロよりもじいちゃんに言ってほしかったかも。 （原作でもシロが言ってたと思いますが‥） シロが実はちゃんと分かってるっていう描写はあまり必要じゃないかと。

久々にアニメで面白いと感じられた映画でした！