[コメント] 不都合な真実(2006/米)
未だにアイドリングストップも知らない輩やら、過度にエアコンをかける輩とか、ましてや山火事を引き起こす大馬鹿者、バイオエタノール人気がジャングル伐採に与しているという本末転倒な事実すら知らない人を根絶させる為にも、周知させたい啓蒙映画。
「珊瑚の白化現象によるCO2吸収の減少」
「北極の氷の減少による太陽熱の吸収が増大する件」
「雨の浸透による棚氷の崩壊の加速」
そして、特典映像の「映画化からDVD化までの新事実」による、
「永久凍土が解凍する事による、封じ込められていた温暖化ガスの大放出」
「陸地乾燥化における、アマゾン熱帯雨林の減少」
「乾燥化で山火事の多発による、二酸化炭素の排出と森林のCO2吸収力の低下」
こういった事で、ある一定時期を越えると悪循環に陥り、どう人類が対応しおうとも後戻り出来なくなるという事。だから、今すぐにでも何とかしなければならない、些細な方法ではなく、劇的に!
それと映画では語られていないが、海面の上昇は両極の氷が融けるからだけではなく、水温の上昇は海水を膨張させるため海面が上昇する事も加味しなければならない。
畳み掛ける様なデータの提示で気持ちを鬱にしながらも、希望を持たせる。諦めてはいけないと・・・。(DVDの特典もまったく同様でした)
エンドクレジットでの個人が少しでも出来ることへの提言も私は肯定します。
エレベーターは使いません。白熱電球を排除します。携帯の充電アダプターの差しっぱなしをやめます。今度はプリウスを買います。
とにかく、バンバンCO2を排出する娯楽映画作品よりも、この映画を観ることを他人に勧めます。
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