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[コメント] 幸せのちから(2006/米)

この「ちから」は金銭・出世欲等々、先進国ならではのものであって、人間の根源的なパワーとは少し違う。純アメリカ的なサクセスストーリーとしてはそこそこ良く出来てるが、この程度で安易に「幸せ-Happyness」という言葉は使って欲しくなかった。

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







低所得層の人々を、 「物を盗む」 「列の横入り」 等のステレオタイプで描いているのも気になる。

また、思いのほか薄っぺらい印象なのは『フォレスト・ガンプ』的アプローチの劇版音楽による所も大きい。 安易なお涙頂戴モノになっちゃった。

あの曲調は『フォレスト・ガンプ』が無垢な主人公の物語だったから成立してるのだ。

この使い方では泣けません。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)tkcrows[*]

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