ミュージカル映画といってくれれば、もっと 納得して見れたかも。 という気持ちがあったので減点だな。

どこが減点シーンかというと以下の

1.エフィーをリードボーカルからはずしてしまうけど、 　みんなで、エフィーはファミリーだからがんばっていこうと 　歌い上げるシーン。 ・・・・いいじゃん。フツーに話せば。

2.エフィーがすでに、エフィーに愛想を尽かしている 　カーティスに追いすがり、ものすごい愛の叫びを歌いあげるシーン。 ・・・・はっきりいってコワイ。

台詞を歌にされたので、えっ！これって もしかしてミュージカル映画っすか？ せっかく盛り上がった気持ちもやや萎えてしまいました。

そもそも、私ストーリーの途中で、 台詞を曲に乗せて歌いあげるミュージカル仕立ては あまりスキじゃない。 っていうか、そういうことを事前に知っていれば違うのだろうけど 不意を付かれてしまい、気持ちが付いていけず 減点1点。

そして、ラスト。 ドリームガールズ解散コンサート（？）う〜ん。

なんだかキャンディーズみたいだなぁ。と 思いながら見てしまいました。 キャンディーズと違うのは、 「フツーの女の子にもどります」じゃなくて 「男より女の友情をとります」という形なところかな？（笑）

キャラクターもよかった。

ジェニファー・ハドソンの圧倒的な歌唱力には、もう声もでない。 あの声量はただもんじゃないよ。

もちろんビヨンセ・ノウルズのルックスにもうっとりです。

ただ、ひとつ気になるのがエディ・マーフィ って歌うまいんですかね？ 口パク？なのか実際の歌唱力なのかそこが謎でした。

劇中の音楽は全てがパーフェクト！！

特に「ＯｎｅＮｉｇｈｔＯｎｌｙ」は心に残ります。

エフィーの歌う「ＯｎｅＮｉｇｈｔＯｎｌｙ」は心にしっとりと残る名曲だ。 ディーナの歌う「ＯｎｅＮｉｇｈｔＯｎｌｙ」はポップで万人受けする名曲だ。 両方を聞き比べるとまたそれぞれの味があり捨てがたい。

サンウンドトラックがほしいと純粋に思いました。

まあ、全体的にストーリーもシンプルでわかりやすい。 ショービジネスの世界や衣装・音楽全てが 楽しめる。 テンポも悪くないので飽きずに見れます。 各々のキャラの味付けもうまく絡みあっていて 良質の作品です。 出演者全てが、きっと将来主な出演作品として列挙する作品になることは 間違いないと思われますね。

そしてジェニファー・ハドソンの今後を期待したいと思う私です。

2007.02.17　劇場にて鑑賞。