[コメント] ドリームガールズ(2006/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
◆TVだったかラジオだったか、はたまたどんな状況だったかうろ覚えなんだが、ワタシの敬愛する小林克也さんの番組で、ダイアナ・ロスとシュープリームスが話題になったことがあった。なんでも小林克也さんは、熱狂的なダイアナ・ロスのファンで、ゲストが不用意に口にした名曲のタイトル「Stop! In the Name of Love」を途中で遮り、「違う!そのタイトルをそんな棒読みで言っちゃいけない。もっと甘〜くメロ〜ウに発音してくれ」と、例のネイティブアメリカンも真っ青の発音で(しかも南部訛り)甘くメロウにコールしなおしていた。事ほど左様にして、ワタシが愛してやまない小林克也さんが愛してやまないシュープリームスの伝記(?)を基にした映画「ドリームガールズ」DVD鑑賞。
◆ワタシはミュージカルを好む。出演者のポテンシャルが高くないと演じきれないし、日常的に音楽に接していれば、セリフや感情が音楽になったって不自然でもなんでもないと思うから。ジェニファー・ハドソン凄ぇ!めっちゃ唄上手ぇ!ビヨンセ美しい!あのシンガートリオのダンスはちゃんと練習すれば宴会芸になりそうだなぁ。元気なエディ・マーフィも久々に見たが、ストーリーではオールドタイプの歌手として時代に取り残されていくという扱いに、現実の彼とカブって涙.....。
◆ストーリーはショウビジネス界の浮き沈みと紋切り型の恋愛模様に人種問題を絡めたものでごく単純だったが、音楽のパフォーマンスが圧倒的で、つくづく劇場で観なかったことを後悔。
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