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[コメント] ドリームガールズ(2006/米)

映画が始まりジェニファー・ハドソンが登場してきた刹那、何年か前に読んだ室井滋さんのエッセイのタイトルを思い出した。「私はおっかなババァ」。詳細はレビューへ。
牛乳瓶

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ミュージカルは大好きな分野だ。だから期待し過ぎたかもしれない。個人的にはアカデミー賞作品賞・監督賞の候補落ちは多いに納得出来るし、アカデミー賞作品賞を受賞した『シカゴ』の出来栄えには到底及ばない。正直、途中でだらけてしまった。本作で何が私を退屈にさせたのか。理由を考えてみた。

・キャラクター造形 各登場人物が抱えている悩みがいま一つ胸を打たない。薄っぺらい人物設定に加え、悪い奴はとことん悪く描かれている。どうも共感できる人物が登場せずに、物語に感情移入できなかった。主役とされているディーナとカーティスの絡みがつまらない!エフィも表面上の嫌な点ばっかに目をつけて描いているので、かなりの嫌な女にみえる。

演技は良かった。私の好きなタイプの演技ではないが、ジェニファー・ハドソンを始め、エディー・マーフィーも好演。

(評価:★3)

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