[コメント] ラストキング・オブ・スコットランド(2006/英)
途中までは徐々に徐々に狂気に近づいていく主人公に、アフリカ版『地獄の黙示録』を彷彿とさせた。
でも主人公がへたれなおかげで、アミンの狂気だけが目だってしまったのが惜しい。主人公は人妻好きという印象しか残らず、おばけ屋敷に迷い込んで息絶え絶えに出てきたぐらいにしか思えなかった。
しかしアミンの存在は圧巻!アフリカのパワーと人民のパワーとごちゃまぜに吸い込んだ魔人ブゥのようだ。でも彼個人のカリスマ性と独裁は分かりやすく、逆に批判し易い。もっと大国の悪は目立ちにくく、批判を避けていると思う。
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