[コメント] ハンニバル・ライジング(2007/仏=英=米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ハンニバル博士のエピソード1。
どうして、ハンニバル博士は生まれたのか?
正直期待していた分、きっかけが安直すぎて、悲しかった。
ただの復讐劇じゃん。
よっぽど、妹思いだったんだねぇ。っていうか極度のシスコンか?
満ち足りた生活、両親、かわいい妹。戦争という悲劇がなければ、 どんな大人になったのか? 妹をいつまでも心配するやさしいおにいちゃんで、悪い虫がつくと追い払おうとする コメディータッチな映画が完成。って違うか?
それとも、かわいい妹と禁断の恋に落ちる・・・。悲恋の恋愛物語・・。
って最近妄想が激しいなぁ。
レクターの叔父のヨメが日本人とはシュールすぎてびっくりした。 だったら、日本人の女優使ってよ。 東洋人ならだれでもいいのか? っていうか、欧米人は日本人というのを適当な感覚でしか捕らえてないんじゃないのか? それにしても、ムラサキ婦人とは・・・。ネーミングにも絶句(笑)
そして、剣道ですか? 中途半端な日本の武士道を使うな!日本をなめんな!!
ああ、文句ばっかり。
妹を食べちゃったやつらを1人1人殺すシーンは、まだまだ 華麗さが足りないが、若造なんだという感じで よい。
詰めの甘さで、ムラサキ婦人を危険な目に合わせてしまうところも、 まだまだ少年ハンニバル君という感じ。
全体的には、とって付けたエピソード1って感じなので、3です。
ギャスパー・ウリエルクンはすごく整った顔でステキでした。 そんな顔をゆがませて笑うところはゾクソクし、強烈な印象がのこりました。 将来どんな役を演じても、このハンニバル・レクターという役を背負っちゃって それを払拭できないのではないかと、やや心配です。
どんな役もこなせる役者になれることを祈ります。
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