[コメント] 超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!(2007/日)
懐古主義の演出は「ケロロ軍曹」の世界観では、やはりちょっとバランスは悪い気もする。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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TVアニメ「ケロロ軍曹」の劇場版アニメの第2作目。
前作同様、事件の要因にケロロ軍曹の悪巧みが絡んでいないのは致命的だが、今回はマロン人の侵略儀式のために夏美を娶ろうとするマロン人の王子の話ということもあり、夏美の過去の記憶が終盤で伏線となるなど、夏美中心の展開にしたことで、キャラに因んだエピソドが描かれなかった前作よりは、原作の持ち味は発揮されていたと思う。
ただ、懐古主義の演出は「ケロロ軍曹」の世界観では、やはりちょっとバランスは悪い気もする。その手法を用いるにしても、もっとエピソードを膨らませてからでないと、効果は発揮できないと思う。
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