[コメント] 東方見聞録(1992/日)
滝のセットは観客に心理的動揺を引き起こすだろう。収益が遺族に届いていると信じて観るしかない。いい活劇なのに残念。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
DVD、周囲を黒く余して映写されるのが黒縁のようだ。意図的だろうか。
ヤンキーの喧嘩を全くそのまま時代劇にアダプトして愉しい。長回しにいいものがあり、フレームの下部からひょこっと出たり下部へ引っ込んだりという動きが特徴的に繰り返される。設楽りさ子(大河内奈々子に似ているのは監督の趣味か)の姫がとつぜん鎧着てぬっと現れて、ギャグのはずなのだが劇伴はメロウな音楽を流す、といった唐突な転換も感じいい。清川虹子、津島恵子、藤田弓子らベテランが充実しており、梅津栄もいい。お蔵入りはいかにも惜しい。
話はフランキーの二役が判りにく過労死。終盤の怪獣は唐突で、人を喰っている大らかさを演出するのだろうが詰まらない。『もののけ姫』を想起させられる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。