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[コメント] 太陽の傷(2006/日)

娯楽としての映画的楽しさは皆無で、見てて辛いばかり。こーゆー作品を制作する意義は感じるが、量産されては困るし、二度見たいとは思わない。['08.4.23DVD]
直人

ってか、少年犯罪を扱った社会派作品というより、終盤はヤクザ映画→殆どホラー状態。

主演の哀川翔は監督と名コンビだから、まぁ良いとして、佐藤藍子本宮泰風勝野洋宅麻伸風間トオルら、自分の中でどう位置づけたら良いか分からない俳優や、森本慧冨浦智嗣蜷川みほら、ほぼ無名に近いような役者も絶妙な配役。

贔屓目かも知れないが、特に冨浦智嗣の使い方の上手い事。あの声・ビジュアルが、余計に不気味さを増してる。

映画的フィクションを交えてアホらしさを感じさせつつも、少年犯罪に一石を投じる共に、見ている者に簡単には答えられない問いかけをする作品。

(評価:★5)

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