[コメント] プレステージ(2006/米=英)
魔術トリックより子供じみた醜い争いが話の中心で、不幸を背負っているはずの二人の主人公に感情移入できず、ドラマの重みがなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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二人のマジシャンの確執を描いた映画。
話が二転三転するのはよいが、伏線の貼り方がまわりくどいのと、終盤に「瞬間移動」のマジックに関し、人間を分離するSF的な機械を持ち込んだ点には失望した。せめて、魔術とは言わないまでも、現代科学の範囲で奇跡のトリックを実現して欲しかった
話としては、かつて仲間だった二人のマジシャンが興行中の事故をきっかけに袂を分かち、互いの興行に乗り込んではトリックをばらすような嫌がらせを行い、互いの地位を貶めようとする展開が繰り返し続く。
魔術トリックより子供じみた醜い争いが話の中心で、不幸を背負っているはずの二人の主人公に感情移入できず、ドラマの重みがなかった。
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