[コメント] 毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト(2006/米)
青い半袖のコットンドレスに、奇抜な毛皮のコートを纏い
ダイアンはヌーディスト達のコミュニティを訪れる。
倒錯者を「貴族」と呼んだダイアンらしく、いでたちも珍妙ってコトね、と思ったが
これは彼女の写真家としての第一歩だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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エレファントマン風の姿をした男が同じマンションに越してきたことから 彼への好奇心とダイアンの芸術への情熱が再び動き出す。
彼女は異形の男に導かれてフリークス達の世界へ惹かれていく。
異形の男とダイアンの関係は「美女と野獣」と「オペラ座の怪人」を彷彿とさせる。
特に異形の男の部屋の怪奇趣味な装飾、(畳に脚をつけたテーブルはいただけない) ダイアンの好奇心が恐怖に打ち勝つくだりは「オペラ座の怪人」の流れに似る。
122分を飽きずに見せるが、「ダイアン・アーバスの生涯」というには薄い印象。
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