[コメント] 殯の森(2007/日=仏)
正直、この作品は人間ドラマとしてより『オープン・ウォーター』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような作品として観た方がいいのかもしれない。映画的にはなんとなく『エコール』の雰囲気に似てなくもない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
子供を失った介護士の女性が認知症の男性と共に、33年前に亡くなった彼の妻の墓参りをするために森に入り、墓を見つけるまでを描いた映画。
映画そのものは、特に人物描写を強調して描いているわけでもなく、ただ淡々と日常を描いているだけで、中盤からの展開も迷子になった主人公たちが森の中をうろうろするだけの展開で、正直、人間ドラマとしてより『オープン・ウォーター』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような作品として観た方がいいのかもしれない。
テーマとしては認知症の人でも感情はあるんだ的なことを描くことが監督の意図なのだろうが、結果としてはドラマにメリハリがなく、正直、退屈という印象しかない。
映画としてはなんとなく『エコール』の雰囲気に似てなくもない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。