[コメント] 花芯の刺青 熟れた壺(1976/日)
全編をいろどるめくるめく和の意匠と凝った構図のカメラはよいが、なればこそ娘のたか子がキャラ的に浮きすぎ。色気もあまり感じられず。
和服美人の古風な母親とドライで現代的な娘の対立、という図式に持っていきたかったのだろうが、いっそのこと娘も一見ひかえめな清楚キャラ(とはいえ実際は嫉妬心や情欲に常に身悶えしているようなタイプ)にしてくれたほうが、画面の隅々まで「和のエロス」を堪能できたのではないかと思う。
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