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[コメント] 11:14(2003/米=カナダ)

レンタル屋のお勧めになっていたが、それ程のものでもないという印象。
死ぬまでシネマ

まるでヒラリー=スワンクの主演映画のような扱いになっていたが、実際にはスワンクは群像劇の1人に過ぎず、重要度から言って上位ではない。

11時14分という1点を巡って、5つ?のストーリーが交錯する筋立てで、殺人(事故?)が絡む事からミステリー仕立てになるという仕組みだ。しかし、その物語自体に些程面白みが無く、まぁ脚本は一生懸命考えたんだな程度の感想しか得られなかった。気の毒な偶然に見舞われたひとびとがどことなく笑えてしまうコメディでもあるのだが、そこが素直に笑えない居心地の悪さがあるのと、その気の毒な登場人物たちを笑えるようにする為に多少同情しにくい人物として描かれているのだが、それによって感情移入しにくくなるというジレンマも足を引っ張っている。

特典映像でスワンクら出演者たちが「グレッグ=マークスが監督だから出演を決めた」と言っているが、彼が如何なる人物なのかがよく判らないのにも困った。

      ◆     ◆     ◆

ところでメンド臭いので詳細に検討してないけれど、連中の×× …合ってないよな。

(評価:★3)

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