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[コメント] 街のあかり(2006/フィンランド=独=仏)

負け犬三部作と銘打っているわりには、主人公の青年は、たいして負けていない、と思いましたよ。
夢ギドラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







親も友人も居ない孤独な青年が、濡れ衣で服役とかしちゃって不幸だったんですけども、全てを失った後、自分を照らすあかりがあることに、気づく。自分をずっと見ていてくれた人は、ほんとうは初めから居たのだけれど、主人公の青年が気づかずに居ただけ。。。って全然不幸じゃない。

「街のあかり」というタイトルからして、マッチ売りの少女てきな、夜の街にこぼれる家々の灯りと孤独なぼく、を想像していたのですが、このあかりは、空が白んでくるというような、あかりだったのかな。ラストを観ていて思いました。まあ、このソーセージ屋のお姉さんの店のあかりのことかもしれませんが。どっちにしても、それは、夜明けの意味です。

(評価:★3)

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