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[コメント] 草原の輝き(1961/米)

一見陳腐に思える設定も、なぜか気にならなかった。それどころか、むしろ切なさを増していてよかった。
tredair

タイトルとなっているこのステキな詩の一節を、映画そのものとともにしみじみ味わうことができた。それだけでも、とても嬉しい。

「再び環らずとも嘆くまじ その奥に秘めたる力を見出すべし」

そう、再びやり直すことはできなくても嘆いてばかりじゃだめなんだ。その日々の中から得たものも、きっとあるはずなのだから。

追記:

ウィングさんのreviewを読んで、この詩を冠した監督の心境がうかがわれたような気がしました。そういう後悔してやまない瞬間というのは、「キラキラと輝く、花のような栄光の」時間同様、誰にでもあるものなのかもしれませんね。

(評価:★4)

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