[コメント] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007/日)
巨大なビルディングがニョキニョキーと出てくるシーンにもうヤラレマシタ。凄いです。
自分の許容範囲を超え只ただ映画に圧倒されまくった少年時代を思い出しました。映画の良し悪しも分からずどこまでも振り回される感覚。ああ…素晴らしいです。
ヤシマ作戦のアイディアに含んだ質の高い戦闘シーンを観たら、タイプは全然違うがスピルバーグの「宇宙戦争」はCG等を使用しなくてもアニメで十分表現できるなと思ってしまいました。
映画の内容で言うと、少々病んだ映画だと思います。あの手の主人公は皆悩みや葛藤があって当然ですが、周りの大人達も少し普通じゃないなと思いました。なんですがね、現代的というんですか、我関せずと言うんですか。時代が時代なんでしょうか、なんかドライでした。
ガンダムだと周りの大人達がもう少しアムロに接してたと思うんです、ロボットに乗り込むシーンでも大人達が一生懸命整備し「頑張ってこいよ!」などと声をかけていたような気がしますが、この作品は子どもと大人の接点があまりありません。 あのビルディングが象徴的でした。周りに工事の方が「オーライ!オーライ!」と言う事もなく「ゴゴゴー!」と様変わりするシーンは凄いと思う反面、大変オートマチックしすぎてコワいなと思いました。それほどあの「使徒」というのは人類にとって脅威なんでしょう。
シンジ君も大変不憫ですね。父親の帰らぬ家で一人ポテト食べながらテレビでも観ていたのに、突然分けも分からず戦闘マシーンに乗っけられ、大人達は彼をもう兵員の一人として見ている状況。ターミネーターのサラ・コナーじゃないですが、誰だっていきなり戦争しろ!と言われても出来ません。
個人的には戦争は大人がしっかり対処してほしいと思いますけどね。
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