[コメント] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007/日)
私は、10年前のパラレルワールドを観た、いやこれから観るのかもしれない。
私も昔からの熱狂的なエヴァファンでは無かったが以前に映画化される直前に友人に勧められ鑑賞する事となったが、今回の作品を見て正直に思った事は、
”映画1本を作品として考えていない!!”
これにつきる、正直タイトルに書いたパラルワールドを観る思いはあるが、これを一つの物語と観て良いのだろうか?監督は、継続して4作品作ると言っているが、作る一つ一つにそれぞれの物語が無い限り最近リメイクをした『Zガンダム』と同じてつを踏む事は明白である。
エヴァンゲリオンは、既にテレビ放映も終え、そして結末をやり直す形で一度映画化され完結とされている。そんな作品をあらためて作るという意志は如何なものか?
更に先に書いた4本とするから、それを一つの作品として観ろと言われている状況も頭に入れたとしても、今回の序は、何かを訴える物でもなく淡々とテレビシリーズの繰り返しを行ているだけとしか受け取れない。そんな物を今更観ても映像が綺麗にされているとしか見えず、観る側を無視した自己満足としか思えない。
私は今回のエヴァを観て、映画を作るからには、その一つ一つに自分の意志をちゃんと入れて表現してほしい、という思いしか残ってこない。
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