[コメント] サッド ヴァケイション(2007/日)
去年の映画賞レースで評価高かったから気になってて、やっと鑑賞。好きな作風じゃないし、終盤近くまでは「そんな救いようの無い話を映画にしてどうする?」と思ったが、確かに傑作。ヒリヒリと痛くなるような厳しさと優しさがある作品。['08.3.15新文芸坐]
前2作『Helpless』と『EUREKA』は未見だから見てる間、人間関係的に「???」って思うところとか、「この役は、わざわざ宮崎あおいである必要ある?」とかあったが、後からその事を知って妙に納得。前2作を見てなくても、素晴らしいと思える出来。
浅野忠信の演技って、上手いんだか下手なんだか、よく分からないだけど、やっぱ上手いんかな?
石田えりは、「母性」という言葉では収まりきらない底知れぬ女の恐ろしさを完璧なまでに体現していて、久し振りの快演。寡作が惜しい。
宮崎あおい、オダギリジョーは、上手いとか下手ってほどの出番が無い。まぁ、友情出演って感じか?
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