[コメント] ブレイブ ワン(2007/米=豪)
人は、耐え難い真実を受け入れて昇華して生きていかなければいけない
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冒頭の30分を見る限りは、かなりストーリー展開が早くて、正直「おいおい・・・」と言いたくなった。しかし、徐々にジョディ・フォスターの演技力に引き込まれて見入ってしまう自分であった。
この映画のラストシーンで「今までの自分にはもどれない。」というセリフが、自分に取ってずしりと来てしまった。 自分は、良い事も悪い事もありその都度、それらを乗り越えて生きてきた思いがある。その中でもっともつらい出来事に自分は果たして正面きって立ち向かう勇気があるだろうか?
本作品の主人公は、やり方は非常に悪く、”正義の人殺し”をしてしまっている、何を言おうともその事実は共感されるべきではないと思う。しかし、つらい出来事に立ち向かう勇気をもって行動を起こす、その行為には、非常に賞賛されるべき事柄であろう。
自分に重ね合わせた時に、つらい思い出に対して乗り越える為に、目をくれない・過ぎ去ってしまったという思いで忘却することに時間を費やして来てしまっていた。この映画は、”主人公の様に、もっともつらい出来事に立ち向かう勇気を持つ事”を重要だと感じ考えさせられる作品であり、これからの自分の行動に変化をもたらせろと問いかけられる思いが残る良い作品であった。
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