[コメント] ベビーギャングとお姐ちゃん(1961/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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中村勘九郎の子役のマセた子供という定番ギャグがやたら面白く、親の真似とか、無邪気な夢もいいし、ママゴト遊びで女の子ふたりとの三角関係が発覚する件など最高である。三人娘のギャグでは、次々とお客が増えてその度に延々繰り返される重山規子の高飛び込みがバカバカしくも素晴らしい。この頃最大に膨れている団令子は後ろでデエンとしている印象。すぐ腹が減る二枚目の船戸順も愉しい。最後に鑑賞する金太郎の寸劇は最高に意味不明である。
一箇所、淡路恵子が羽織りを選ぶ件、小林桂樹の読んでいる新聞に印刷がしてないように見えるが、これは、リハーサルと間違えているのではないのだろうか。井出俊郎作としては『箱根山』や『河内カルメン』などの喜劇の系列。「ベビー・ギャング」は岡部冬彦の漫画とのこと。嗚呼、東宝明朗喜劇。
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