おお、ジュリア・スタイルズが「ヒロイン扱い」だぞ、とうとう。『アイデンティティー』では、本当に「端役」且つ「雑用係」。『スプレマシー』ではちょっと重要になったけど、ボーンに利用されて、その後は出番なしだった。そして今回は一応だけど「ヒロイン」だよね。

正直ニッキーがボーンのことをどう思っているのか、全然判らなかったし、ボーンも彼女のことをどう思っているのかわからなかったし。手を握るシーンで「おっ！」と思ったけど、あえてそういう方向には持っていかなかった気もする。

「ボーンが何者か？」って本人が判っていないだけで、見ているほうは全部判っているから、そこの結末は、「別に…」な気分。