[コメント] 地球交響曲 ガイアシンフォニー 第五番(2004/日)
長いシリーズの中で、ガイアの中へ還って逝った出演者もいる。そしてこのシリーズが広島の火から始まったその時に登場した元宇宙飛行士シュワイカートが、時を越えてまた広島に降り立つ。… その時の流れにはあのテロ事件が横たわる。☆3.9点。
ラブロック博士がガイア理論を提唱し、人類は懐かしくも新しい思想的支柱を得た筈だった。しかし憎しみの時代は続く。暗闇のどこに希望があるのか、制作者の苦しみは嘗ての出演者たちの魂の結集を呼び掛けた。… これは感動しない訳にはいかない。
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しかしまぁ一度出た人たちですからね。シリーズも長いし、二番(?)煎じに思えるところもある。しかしそれでも「誕生と死」というもう一つのテーマの基に、大団円のような怒濤の流れ、大いなる生命の流れを感じない訳にはいかなくなる訳で、この映画の存在意義は重要と言えるでしょう。… まぁこれで終わらなかった訳ですけどね。
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