典型的な学園物であり、ストーリーは観客の思うがまま進んでいく。主人公とヒロインがいて、周りの人物が一度は彼らに反発するものの、最後は彼らを応援してハッピーエンド。主役を引き立てるために、悪者がいて、彼らの努力しているシーンなどは一切描かれず、陰口を叩くシーンなどが多い。

目新しい演出もないし、難癖をつけるとすれば、演出は荒いし、ミュージカルの盛り上げ方を知らないんではないかと思う節が幾つもある。

でも・・・楽しい！もう少し本格的なミュージカルシーンが多くあってもいいような気がしたが、ザック・エフロンを本作にて発見できたことでもう十分！こんなにオーラがみなぎっている新人を見たのは久しぶり。将来の期待株です。

ヒロインのガブリエラはそこまで魅力的ではないものの、それをも補うザック・エフロンパワー！