[コメント] ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記(2007/米)
謎が謎にもなっていないN・ケイジの天才ぶり、あまりにも御都合主義的な展開、そして魅力に欠けるキャラ達、と揚げ足を取ればキリがない気はします。とは言え、ハリウッド娯楽大作の大半がこのテであり、決して嫌いではないだけに、そこそこかな。
魅力に欠けるキャラ群の中でコンピューターおたく(?)のライリーだけが一服の清涼剤の役割を果たしてる気が。まあ新味には欠ける描き方です。しかし自分に陽が当たらないことをブツブツ嘆きながらも、主役達に献身的に協力するその姿は映画に随分ユーモアを加味し、観客に安心感を与えますね。それだけにジョン・ボイトやヘレン・ミレンのキャラはありきたり過ぎで惜しい。ハーベイ・カイテルやエド・ハリスも彼らがこの役を演じる必要があるんでしょうか?
こんなことをこのテの映画に求めるのはある意味野暮なんですが、各国にまたがるそれなりにスケール感のあるお話だけに、少し勿体ない。
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