[コメント] トロン(1982/米)
正直言ってストーリーはつまらない! ただ、世界観がスゴくカッコイイ。青い光をただ見てるだけでいいや。(2010.12.14.)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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82年制作ということは、まだファミコンも発売されていない時代。そう考えると、ゲーム的なこの世界観はかなり先を行ってるのではないか、と感じる。もちろん、28年ぶりの続編『トロン:レガシー』が公開されるこのタイミングでは、かなり古臭くなってしまった部分は否めないが、それでもこの世界観が「斬新だった」「カッコイイ」ということはしっかりと伝わってくる。
映像にかなりの部分が投入されているのだろうか。物語的な面白さとしてはかなりレベルが低い。感情を揺さぶられるような盛り上がりなどなくて、ただ整然と進行していくだけと言っていい。だが、蛍光ブルーが画面の中で輝き続けているだけで、その映像美に魅せられてしまう。本当、今となってはレトロチックな魅力でもあるが、なんとなくカッコイイから暗い部屋で流しておきたい映像だ。一種のイルミネーションのよう。
これを早い段階で作った、という世界観勝ちの映像作品だ。
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