[コメント] 荒馬と女(1961/米)
ニューシネマへの萌芽の見えるアーサー・ミラー脚本に、ヒューストンの手堅すぎる演出が Misfit。ヒッチ映画みたいなタイトルバックについては完全に浮いてる。
豪華俳優陣はすべからく不完全燃焼。この失敗が示すのは、何かを切り捨てなければ新しいものは生まれない、という警句。古いシステムから新しいサムシングは生まれないのだ。
それにしてもなんという皮肉な原題。
アメリカは黄金の’50年代を終え、重く暗いベトナムでの10年を迎えようとしていた。
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