[コメント] ジェシー・ジェームズの暗殺(2007/米)
広大な大地を馬で行く映像は素晴らしく、またゆったりとした時間の流れは時に眠気を誘うが、「悪漢」ジェシーの強烈な存在感が現実に引き戻す。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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何故暗殺者になったのか。 ジェシーに憧れていたのか、自身がその座に着くことが夢だったのか。 ボブ自身も自らに問う。
臆病な彼が、なりたかったものは、おそらくジェシー自身。 彼を殺す事で、「決してジェシーになれない自分」から 逃げようとしたのではないか。
「悪漢」ジェシーを演じたブラッド・ピットは『カリフォルニア』時代よりも格段にパワーアップしていた。
誰を信じていいのか、本当は信じたい。仲間に囲まれながらも孤独な彼の心の揺らぎを見せてくれたと思う。
鑑賞日 2007年12月17日
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