[コメント] ビー・ムービー(2007/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
僕たちはヴァネッサの助けを借りて、裁判に勝訴したんだ。
スーパーからハチミツが僕たちに返却されて、僕たちの巣はハチミツであふれ出したんだ。
そっ、僕たちはもうハチミツを作る必要がなくなったんだ。巣の中から出ることもなく悠々自適の生活。
でもね、ふと気がつくと、公園や庭から全ての色彩が無くなっていったんだ。
世界中で花が咲いたり、野菜や果物が実るためには、僕たちがちゃ〜んと働いて、受粉作業をしなくちゃいけなかったんだ。
僕はヴァネッサが悲しむ顔を見て、初めて僕たちミツバチが仕事をしなくなる事が、地球上のあらゆる生き物に影響を及ぼす事に気付いたんだ。。。
僕とヴァネッサは、地球を救うため、パサネバのフラワーフェスティバルに地球最後の花を求めて旅立ったんだ。
そして『ローズ・パレード』に到着、最後は受粉に成功して危機を脱出したんだ。
僕がやらなくちゃいけない役割、それはちゃんと生態系の一員としての仕事をまっとうすることだったんだ。
―――バリーからこの話を聞いて思ったこと。。。
蜂みたいな小さな生き物にも、ちゃ〜んと役割があって、地球の生態系のバランスを保つために日々貢献してるんだな、って改めて思わされました。
それに対して、僕たち人間はおかまいなしに自然を破壊して地球をダメにしちゃってる。 人間も地球に住む生き物たちの一員。地球は人間だけのものじゃないんだから、僕たちもバリーたちと同様に、生態系のバランスを崩さない努力をみんなが心掛けなくちゃいけないんだって思ったんだ。
ハチと人間との遣り取りから、他の生き物の役割について、自然のバランスについて考えを広げて親子で語ってみるのもいいのかも。
環境保護へのアプローチの仕方が上手い映画でした。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。