[コメント] 相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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来るぞ・・・ワクワク
来るはず!
来たっ!
「よっ、ヒマか?」
ここで場内大爆笑。こういうのっていいなあ。
*****
さて、内容ですが、テレビ版「相棒」の良さがちょっと薄味になってしまった感じ。 心理戦や頭脳戦があんまりなくって。 頭脳戦は専らチェスが担ってたんだろうけど、白状するとチェスわかんないし(笑)
そしてテレビ版「相棒」にはなかった愁嘆場が長すぎる! これはいただけないなあ。 なんていうか、もっとドライな感じが「相棒」の持ち味と思ってただけに これは何という新派悲劇ですか?という展開にはちょっとガッカリ。
さらに、音楽鳴らしっぱなしはさすがに疲れるわ。 ずーっと流れてんだよ、BGMが。大仰なオーケストラが。
特に、右京と犯人が取調室で対峙するところなんか、音楽が邪魔で邪魔で。 やっとシーンが変わって鳴りやんだと思ったら 一瞬間が空いただけでまた同じ音楽が流れ始める・・・嗚呼!
しかし、前半はハラハラドキドキしながら見入ってしまったくらいだし、 薫と伊丹のタッグが見られたり、 片山雛子は相変わらずの政治家根性炸裂だったし、 細かい点で楽しめたので、娯楽映画としては及第点だと思います。
あ、それからもう一つだけ。
倉庫前のシーン、水谷さんはスタートのタイミングで「小走りをする芝居」してませんでしたか?
つまり、右京は懸命に走って倉庫や彼女と彼を捜していなければいけないのに シーンが変わってちょっとの間、静止しているところから小走りになってたんですよ。 あ、編集がミスったかな? と一瞬勘ぐってしまうのは、ボクのいつもの悪い癖。
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