[コメント] 海外特派員(1940/英)
娯楽作品とは何か。best present for USA.
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これは事実とはまったく関係ありません、で始まる娯楽作品。しかも開戦直前。導入部の巧みさから、話はあれよあれよと言う間に、ロンドン、ベルギー、ロンドン、大西洋上と進行する。次々と判明する意外な展開。お決まりの恋模様もはさんで、最後は航空パニック映画。アメリカ国歌の中での大演説。プロパガンダを利用して映画技術のありったけをぶちこんだヒッチコックの職人魂にただただ唖然と感動した。
前作レベッカがゴシックサイコホラーとするとこれはアクションサスペンス。主人公はヤング・アメリカンの海外特派員、導入部で現場主義がサイコーと宣言して、ロンドンに送り込む記者の名前がハントリー・ハバーストック。この名前ハバーストックって、ヒッチコックぽくないですか。これはヒッチコックの現場主義宣言に聞こえる。レベッカでアラン・ポーのアメリカに対して敬意を払いこの作品で直情一直線のアメリカ魂を称賛し最後の演説はアメリカ人への大サービスだ。こういう映画を作っておけばイギリス人の自分もうまくアメリカに溶け込めるという打算がありそうな気がした。
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