[コメント] JUNO ジュノ(2007/米)
命の尊さからは避けられない10代の妊娠という話が、心温まる優しい話として終わる。同時に、ちょっぴり子供だけど聡明なジュノの物語だと気付く。芯の太い真面目な作品でもある。彼女が愛される理由を考えると、どこか私も前向きになれた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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望まない妊娠とは、10代の妊娠とは……という問題も残す。題材の通り、実はシビアな作品でもある。これを確信したのが、出産を終えてベッドでジュノが号泣するシーンだ。大好きな彼と一緒に平穏で幸せな一日をすごす、あの心温まるラストと共に心打たれるシーンだった。ジュノの涙の意味を考えれば考えるほど、ちょっとだけ切なくなり、ちょっとだけ前向きになれる。とても良いシーンだ。
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