『ザ・マジックアワー』のお返しにあたる、つきあい鑑賞。どんな話かも全く知りませんでしたが、『プラダを着た悪魔』はまあまあだったので、そこそこ期待。

まずわたしの勉強不足もあるが、日本とアメリカとでは結婚式の段取りが違うらしく、その辺を理解するのに少し時間を要する。まあ理解したような気がしたところで、「こんなの片手間で出来ないだろ！」と銀幕の夢の世界といえ、舞台は地球のアメリカらしいので突っ込みを入れたくなる。上司も演じてる俳優の容姿ではイマイチ感が捨てきれなかったが、きっと設定上はイケメンで社長なんだからモテモテマンのはず。それをあんな見え見えの猛禽ちゃんの女に引っかかるのも理解出来ない。実態を見通してのつきあいかと思ったが、実態知ったら結婚破棄するし。

後半、車が動かなくなってバーでバカ騒ぎするシーンや、自分の結婚式に自分がこれまで付添人として着たドレスを付添人が着て勢揃いするシーンとかはハリウッドぽくてよかったけど、やはり前半は退屈だったし、ストーリ自体がつまらない。

相方は２歳下の妹がいるので、思う事があるらしく満足してた模様。わたしはわたしで、「長年の憧れを一瞬でさらう人って確かにいるよね。」とこれまでの自分の生き方に疑問を持ちつつ劇場を後にする。（笑）

どっちかと言うと姉妹関係にスポットをあてた映画だったので、付添人の設定が無駄遣いだったと思う。