[コメント] 逃走迷路(1942/米)
ラストの自由の女神のシーンは印象的。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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逃走サスペンス映画。ある種、同監督の『北北西に進路を取れ』やアンドリュー・デイビス監督の『逃亡者』などに通ずるものがある。
無実の罪で警察に追われる男の話と言うことで、ストーリー展開が大体目に見えてしまうのが残念だが、主人公ケインを演じるロバート・カミングスが役になかなかはまっていて登場キャラ自体には好感を抱ける。ヒロイン、パット役プリシラ・レインとの相性もよく、2人の掛け合いはなかなか素晴らしい。
話は一応、逃亡サスペンスだが、展開的には主人公たちが様々な人に助けてもらうという人情ドラマの趣旨が強く、2人の珍道中のような感じでスリリングな展開を期待するとちょっと裏切られる。
ストーリーもあまり伏線は張られていないのでサスペンス映画というにはちょっと厳しいが、2人の絡みを観る分には十分価値がある。
ラストの自由の女神のシーンも印象的であった。
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