前作では「悪の小人軍団」として登場していた小人レスラーの方々が、今作では「ネズミ5匹を材料に作られた凶暴なネズミ人間」として登場します。チャック丸見えの着ぐるみ、しかも黒塗りの顔だけ丸出し。ホントこういうの誰か止めろって。

そんな彼らと対するのが、ブルー・デーモン率いる「正義の戦士団」5人衆。今回は完全に公式の組織となっているらしく、秘密基地には安全委員会みたいなところの長官から指令も届きます。仕事が遅いと怒られたりもします。

敵はマヤ文明の末裔の女王。失われし栄光を取り戻すため、宝石王や人気歌手や宝石王の娘を誘拐しますが、なぜ彼らが必要なのかはよく判りません。

でもホントマスカラスがカッコいいんだ。前作ではシーンごとにマスクを変えていましたが、今作は一番マスカラスらしいマスクで登場。絶頂期らしく体もガッチリ。モーターボートで密輸団を追ったりバイクを駆ったり、もちろん試合シーンも長々とある。あぁマスカラス、カッコいいよマスカラス。

小学校の頃、プロレスマスクがオマケに付いてくるお菓子があって、そのマスクを2枚被って教室に入り、みんなが「おぉ？」となった瞬間に1枚だけ脱いで「マスカラス！」って言ってたのを思い出しました。わかる人だけわかりゃいいんですよもう、ええ、ええ。