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[コメント] スピード・レーサー(2008/米)

イリュージョンのような激しくもスムースなレース映像は革新的! しかし、遅いシーンであるドラマもきちんとある分、テンポが失われて長さを感じてしまった。(2008.07.13.)
Keita

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「マッハGO!GO!GO!」は全然知らない世代なので作品に対する熱意は薄い。元のお話を知らない上で映画だけで考えると、よくまとまっていたと思う。丁寧な作りのファミリー映画で、そこに驚きの映像マジックがミックスされている作品。ティム・バートンのいくつかの作品のように、万人向けだけどちょっと捻りが効いている。

しかし、その割には興行成績は日米ともにパッとしない。鑑賞前、興行的に不発なのはマニアックに作り過ぎたためで、きっとカルト映画になり得る作品なのだと思っていた。だが、結構真っ当な作りをしている。ウォシャウスキー兄弟はきっと子供に観てほしいと思っているのだろうか、あまり飛ばしてないように感じた。

映像は本当に最高だし、ストーリーはある程度適当にやって、90分くらいの尺を勢いで飛ばしてほしかった。ドラマが不必要にしっかりしている分、上映時間が長くなり、結果として映画のテンポを削いだと思う。レース中のように早いシーンと、ドラマパートのような遅いシーンのギャップが激しいのだ。

監督がオタクなためにあらぬ期待をしてしまったか…。

(評価:★3)

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