[コメント] ぼくの大切なともだち(2006/仏)
ルコントの人生の親友をテーマにしたコメディだ。今までの劇映画からは随分力が抜けたさりげないタッチのスケッチ風の映画でもある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フランス映画って、恋愛ものから家族もの、政治ものまであらゆるジャンルに映画を輩出しているが、それぞれ人の関わるものについては実に真剣で、日本との違いを感じてしまう。さすが、恋の国、世界最初の人権宣言の国であります。
で、ダニエル・オートゥイユほどの年齢の御仁でも友人と思っていた人たちから実はそうでもないことを知らされる。彼は本当の友人を捜すことになる、、。と、こんな展開なのだが、全体にゆる〜い感じでしょか。僕が今それほど精神的に余裕がないせいもあるんでしょうが、こんなテーマを正面切って取り上げるルコントの懐の大きさというものを感じ取りました。
ルコント、そろそろ映画製作をやめていくようだが、もう全部自分をさらけだしたのだろうか、、。90歳になってもまだまだ映画を追及している監督もいるのだが。まだまだ映画を作ってもらいたい大好きな監督であります。
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