[コメント] ロープ(1948/米)
この映画を見ている限り、ブランドンは確信犯なのかなと思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
殺人を犯した大学生のミステリー映画。
死体を自宅の収納ボックスに隠し、そこでパーティをひらき怪しまれないようにするのだが、そこで皆が変に疑う中でいつ死体がバレるかもしれないハラハラ感はなかなか面白い。ただカット割り、編集を否定した実験的映画なのか上映時間が短いのでパーティーをしている間に殺した大学生たちが必死で奔走するところがきれいにまとまりすぎというか短いのであまりストーリー的に盛り上がらない。ラストもきれいにまとめているが、そこに至るまでに犯人である大学生達はかなりバレバレな偽造工作をしているので変に笑えてしまう。
大学生のブランドンとフィリップは口では捕まりたくないといっているが、わざわざパーティーの場所を本の収納庫の前にしたり、ばれてもおかしくない理由で昔付き合っていた女性とその元彼氏を呼んだりなどブランドンが返って怪しまれそうな行動にでているところを見ると彼は確信犯なのかなと思う。
役者としては青年役が続いていたジェームズ・スチュワートが珍しく老け役を演じているのは面白かった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。