皆さんが既に言い尽くされているので、どんなにスゴイ映画なのかはもうここでは省略します。

「高尚」という言葉を使っても過言ではないのではないのでしょうか？ 「アメコミ」の映画化と言えば、どうアニメ的世界を作り出すか、に力を注いでいたんだろうけれど、これはまるっきり逆。「現実世界に存在するよ」と思わせるだけのパワーがある。しかも下品さが全く無く。

どうしても「アメコミ」というとターゲットが小学生、中学生になりそうだが、この映画は小学生が見て本当に楽しめるのだろうか、とすら思ってしまいます。

これは大人の為のエンターテイメントなんだと。

こんな気品のあるアメコミを作るなんて、ノーラン監督はじめ、ハリウッドってやっぱりスゴイ。