[コメント] おくりびと(2008/日)
納棺を通して“人の死”を題材にしたあまりにも重〜〜い映画です。
想像できるとおり号泣の2時間でした。それでいて笑いもあり・・・かなり疲れました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
チェロの道を諦め、山形の田舎に帰って、ひょんなことから納棺師の見習いになった本木雅弘。
最初は、自分でも嫌な職だったのが、さまざまな“死”をとおしてこの納棺師というものに生きがいを感じはじめる。
この中でも、おばぁちゃんに“ルーズソックス”をはかせた女子高生のシーンや吉行和子にスカーフをかけてあげたシーンなどはかなり泣かされました。
しかし、友人の杉本哲太、妻の広末涼子らの納棺師という職への侮辱・・・
自分的にも、確かに必要な職だけど身内にいたらなぁ〜〜と否定的な部分も・・・
社長(山崎努)のふぐの白子やフライドチキンなどを「困ったことに美味い」と食っているシーン、
風呂屋の常連で火葬場員の笹野高史の「火葬場は門番のようなもの・・・」という台詞など・・・
かなり“死”ということを考えさせられました。
なんか、結論づいていませんが・・・
見終えて今の感想は、「すごく重く、疲れた・・・」という感じです。
最後に、この映画が遺作となってしまった峰岸徹さんにご冥福をお祈りいたします。
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