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[コメント] トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)

例の場面に『他人の顔』の一場面を連想。アンジャッシュの児嶋が意外とハマっている。ドビュッシーはフランス受けを狙っている気がしないでもない。他がいいだけに意味不明な役所広司のパートが腹立つ。
TOMIMORI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







しかし失業初日にハロワに行くなんてエライと思う。 俺が失業した時なんて「イヤッホーイ!今日から毎日が日曜日だZE!」と思ったものだが、あの時は背負うものがなく、仕事だって「なんとかなるさ」という認識があったから楽天的になれたのだろう。いやはや家族を背負うというのは並大抵のことではない。ますます結婚願望が薄れたんだけど・・・。 とはいえラストで息子が弾くドビュッシーの「月の光」は崩壊しかけた家族に一抹の光をもたらしたようでホッとした。誠意を尽くせば家族だって「なんとかなる」ものかもしれない。

ところで、『歩いても歩いても』の主人公が失業中でしきりに携帯をいじっていたり、主人公の子供がピアノの調律師になりたいと言ったりして、設定が少し似ているように思えるのだが、是枝と黒沢それぞれ小津へのオマージュとして映画を作ったのであるのなら是枝の方が遥かにいい作品だと思う。

(評価:★3)

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